国際ロマンス詐欺

「国際ロマンス詐欺」――華やかな言葉や甘い誘いに隠された罠。私自身も危うくその渦中に巻き込まれそうになった経験があります。今回は、そんな詐欺の手口、私がそれを見抜けた理由、そして大切な人生の教訓をシェアしたいと思います。

甘い言葉に隠された嘘

国際ロマンス詐欺の典型的な手口は、甘い言葉の連続攻撃。「あなたを愛しています」「あなたなしでは生きていけません」など、恥ずかしくなるようなセリフが次から次へと送られてきます。私の場合、中国人の男性が自分の筋肉を強調した写真を送ってきましたが、今思えば「これはどこかから拾ってきたのでは？」と思うほど不自然なものでした。

ポイント:
相手の言葉や写真だけを鵜呑みにしないこと。直感で違和感を感じたら、一度立ち止まる勇気が必要です。

女友達が遭った悲劇

私がブロックして事なきを得た一方で、友人は詐欺の被害に遭いました。彼女は「結婚」を餌にされ、貯金をはたいて多額のお金を送金してしまいました。当時は驚きと怒りで彼女を責めたくなったけれど、今考えれば、孤独感や人間関係の隙間を埋めようとする純粋な気持ちを利用されたのだと思います。

対策:

• 金銭の話が出たら要注意。「愛」や「結婚」の名のもとにお金を要求してくる相手は信頼してはいけません。
• 家族や友人に相談することで冷静さを取り戻すきっかけを作りましょう。

パートナーシップと対等の関係

私自身、夫との生活では「対等」であることを大切にしています。夫とお互いに助け合いながら生活費を分担し、精神的にも支え合っています。一方的な関係が生まれると、力関係が偏り、関係に歪みが生まれます。これは詐欺の被害にも通じる教訓です。愛には対等さと相互のリスペクトが必要なのです。

詐欺を見抜くための直感を磨く

最終的に、私が詐欺に引っかからなかったのは、自分の直感を信じたからです。「何かおかしい」と思ったら、その感覚を大事にしてください。周囲の人の意見も参考にして、自分だけで判断しないようにしましょう。

まとめ

国際ロマンス詐欺は、誰にでも起こり得る現代の問題です。甘い言葉や魅力的な写真に惑わされず、冷静な判断を心がけましょう。大切な人との対等な関係を築きながら、自分自身を守ることが重要です。