生活保護からの再出発を経て、「誰かのために生きる」ことの意味を見出した私の経験をお話しします。経済的にも精神的にも追い詰められた日々を乗り越えた先には、社会の一員として役に立てる喜びがありました。
自分のことで精一杯だった過去
生活保護を受けていた頃、私はただ「自分が生き延びること」だけに必死でした。病院も無料、作業所も無料、でも心は閉ざされていました。誰かの役に立つなんて考える余裕はなかったのです。
支えがあって立ち直れた
今振り返れば、パートナーや周囲の人たちの存在がなければ、今の私はありません。助けられて初めて「人は一人では生きていけない」と痛感しました。生活保護から抜け出す決意ができたのは、誰かに受け入れてもらえた経験があったからです。
普通に生活するという厳しさ
保護を離れてから、働くことの厳しさと同時に、そこにある尊さを知りました。給料から税金を納め、医療費も自分で支払う。当たり前がこんなに大変なんだと、身をもって感じています。子育て中の方や働く主婦・サラリーマンの方々の苦労は、本当にすごいと思います。
感謝される仕事が自信に
私は現在、非正規ではありますが、仕事をしています。正社員ではないからと見下されることもあるかもしれません。でも、仕事内容は正社員と変わらず、同じ賃金をいただいています。そしてなにより、「ありがとう」と言われることが、こんなにも自分の心を満たしてくれるとは思いませんでした。
まとめ
「自分のために生きること」から始まり、「人のために生きる喜び」に気づいた私は、今ようやく社会の一員として歩き出しています。誰かの役に立てるという小さな成功体験が、自分の大きな自信になりました。この記事が、同じように悩んでいる誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
ぜひコメントやシェアで、あなたの体験も教えてくださいね。
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