アラフィフ、人生に惨めさを感じながら。今の自分の現状について

隣人トラブル 生活
隣人トラブル

40代後半に差し掛かり、人生の折り返し地点を迎えた今。
隣人トラブルをきっかけに引っ越しを決めたものの、日々の暮らしや将来への不安が重なり、気持ちが揺れ動いています。
同世代との違いを感じ、自分自身の立ち位置に戸惑いながら、ただ静かに現実を受け止めている――そんな今の状況を書き留めておきたいと思いました。

隣人トラブルにより引っ越しを決意するまで

これまでの生活は、特に大きな問題もなく、平穏に過ごしていました。
近所づきあいは最小限で、過度な干渉もなく、静かに日常を重ねることができていたと思います。

そんなある日、突然の出来事が起こりました。
夜の9時頃、隣人がいきなりドアを叩き、こちらの部屋に怒鳴り込んできたのです。
「うるさいんだよ!」という大声に驚き、何が起きたのか最初は理解できませんでした。
大音量を流していたわけでもなく、ただ普通に生活していただけだったのです。
その声は建物中に響き渡り、ほどなくして近隣の住人が警察に通報してくれました。
警察の介入でその場はおさまりましたが、私たちの心には大きな不安と動揺が残りました。

日常生活の中で、物音ひとつ立てるにも神経を使い、息を潜めるように暮らす日々が続きました。
自分たちが悪いことをしているわけではないのに、常に見張られているような緊張感に包まれ、家の中で気を緩めることができなくなりました。

ただ、1度の経験ですが、「ここにい続けたら、自分の心が壊れてしまうかもしれない」――そう感じて、引っ越しという選択肢を考えました。

賃貸を探しながら感じる、持ち家へのあこがれ

引っ越しを決め、次の住まいを探すことになりました。
賃貸物件情報を日々見ながら、ふと頭に浮かぶのは「やっぱり自分の家がほしいな」という思いです。
東京で一戸建てや分譲マンションを購入し、車を所有しながら暮らしている人たちはたくさんいます。
彼らは、私と同じ40代、50代。
同じ時代を生きてきたはずなのに、今の自分はその人たちとはまったく違う場所にいるように感じます。
「なぜ自分は、まだ賃貸を探しているのだろう」
「何をやってきたんだろう」
そんな問いが頭の中で繰り返され、苦しくなることがあります。

同世代と比べてしまう日々

周りを見ると、周りは立派な家を建て、家族と穏やかに暮らしていたりします。
SNSで流れてくる写真や日常の投稿に、何とも言えない距離感を感じます。
「自分は今、どこに向かっているんだろう」と思わずにはいられません。
比較してはいけないと分かっていても、心は勝手に比べてしまいます。

実家に戻ることも考えた

引っ越しを考える中で、一瞬「実家に帰るのもアリかもしれない」と思ったこともあります。
故郷の空気、両親の存在、見慣れた街――そこには安心感があります。
しかし、現実的に考えると、仕事のことが大きな壁になります。
今はテレワークで働いていますが、ずっとこの形態で働き続けられる保証はありません。
もしも出社が必要になったとき、遠方では対応できません。
心の安心と、生活の現実のバランスを取ることが難しく、結局は実家に戻るという選択肢は見送りました。

引っ越し費用とお金のプレッシャー

そして、さらに重くのしかかってくるのが「お金」の問題です。
引っ越しには、まとまった費用がかかります。
敷金・礼金・引っ越し業者への支払い・新生活の準備――気づけば、ボーナスはあっという間に消えていきます。
「これだけ働いても、何かを始めようとするとお金がなくなる」
このサイクルから抜け出せず、何とも言えない虚しさを感じます。
未来に備える余裕が持てない現実に、心が静かに沈んでいくような感覚があります。

新たな住まいへの条件と現実

次に住む場所については、「せめて10年は住めるところを」と思って探しています。
何度も引っ越しを繰り返したくはありません。
落ち着いて暮らせる場所、日常の安心を感じられる空間――そんな環境を求めています。
けれど、条件を広げれば予算を超え、妥協すれば不安が残る。
理想と現実の間で、何度も迷い、物件情報とにらめっこする日々が続いています。

折れそうな気持ちの中で

今の私は、正直に言って心が折れかけています。
引っ越しの準備、先の見えない生活費、漠然とした将来の仕事の不安…。
一つひとつは乗り越えられそうに見えても、それがいくつも重なると、息が苦しくなります。
それでも、「やるしかない」と思って進んでいるだけで、決して前向きというわけではありません。
今はただ、静かにこの現状を受け止めながら、毎日を過ごしています。

まとめ

この文章は、今の自分の気持ちと現実を書き留めるためのものです。
誰かに向けたアドバイスではなく、励ましでもありません。
ただ、自分の中にある感情と言葉を、今のかたちで残しておきたかった。
人生の途中で立ち止まり、何もかもがうまくいかないと感じる今、この記録がいつか過去になることを願いながら。

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