かつてC・ブコウスキーに憧れた女だった。いや、今もその魂の一部は私の中にあるのかもしれない。破天荒な生き方をしながら、冷徹な視点で世界を見つめる作家たちに魅了されてきた。デュラス、ブコウスキー、サガン——一時期の私の愛読書。知と冒険の狭間で生きることに憧れ、フランス語を学び、文学を愛し、そして書き続ける。
人生はバンジージャンプのようだった。命綱なしで飛び降り、それでも立ち上がってきた。その果てにあるのは冒険ではなく、挑戦。今だからこそ語れる人生の軌跡と、これからの未来を綴る。
愛読書と作家遍歴：ブコウスキーから村上春樹へ
📖 20代：反骨と自由の時代
デュラス、ブコウスキー、サガン——自由と破滅の香りがする作家たちに惹かれた。
・ブコウスキーの冷笑と破滅的な生き方
・デュラスの情熱的で哀愁漂う恋愛観
・サガンの退廃的なエレガンス
📖 30代：知的探求の旅へ
村上春樹、谷崎潤一郎、大江健三郎。より構築的で知的な作家へと傾倒した。
・村上春樹の都会的で孤独な哲学
・谷崎潤一郎の美と耽美の世界
・大江健三郎の深遠な思想
📖 40代：知的生活とライフワークの確立
渡辺昇一、渡辺一夫、渡辺淳一。知的な生き方を追求するようになった。
・渡辺昇一の「知的生活の方法」は中学時代のバイブル
・渡辺一夫のラブレー研究を通じたフランス文学の奥深さ
・渡辺淳一の人間の本質を描く繊細な筆致
好きな作家は変わるが、知的探求への情熱は一貫している。
フランス文学への憧れと、飽きっぽい自分
「50歳になったら資金を貯めて、フランス文学を学びたい。」
その夢は、まだ消えていない。かつてフランス語の個人レッスンを受けていたが、引っ越しやコロナで続かなかった。飽きっぽい性格は否めない。でも、それでいいと思っている。
なぜなら、続けているものもあるからだ。
📌 ライスワーク（生計を立てる仕事）は別として、ライフワークはブログと本の執筆。
📌 女性がきれいに生きるためのヒント、生き方論、幸福論を書き続ける。
作家になることが人生のすべてではない。それでも、自分の言葉を紡ぎ続けることが、私にとっての文学であり、人生の軸なのだ。
人生を振り返る：命綱なしのバンジージャンプ
振り返ると、まるで命綱なしのバンジージャンプだった。
・何度も落ちた。
・何度も這い上がった。
・気づけば歩けるようになっていた。
「あの地獄の日々から、よく抜け出せたな。」
「メチャクチャな生活をしていたな。」
「それでも、今は穏やかで楽しい日々を生きている。」
かつての私には想像もつかなかった未来が、今ここにある。
冒険よりも、挑戦を選ぶ人生へ
若い頃は「いくつになっても冒険しよう」と思っていた。でも、今は違う。
⚡ 冒険よりも、挑戦。
⚡ 無責任な飛び込みではなく、責任を持ったチャレンジ。
📌 自分のやるべきことと、やりたいことの折り合いをつける。
📌 節度をもって、中年以降の人生を歩んでいく。
これが、今の私の選択だ。
まとめ
ブコウスキーのように生きたいと思った時期があった。破天荒で、反骨精神に満ちた作家たちに憧れた。でも、今は違う。
🌿 本を愛し、言葉を紡ぎ、知的に生きる。
🌿 挑戦を重ね、人生に責任を持つ。
🌿 そして、自分の物語を綴る。
人生のバンジージャンプを終えた今、私は着実に歩み続けている。そして、50歳になったら——また、新たな挑戦が待っているだろう。
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