お花がもたらす喜び
他の女性がどう思うかはわからないけど、私は高価な香水よりも、綺麗な花束をもらうほうが嬉しいです。たとえ一本でも、お花を贈られるほうが心に響きます。実は、旦那様が私にお花を買ってくれたのが、人生で最初の男性なんです。最初にお花をもらったとき、その温かさや思いやりを感じて、本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
高級ブランドよりも大切なもの
ちょっと嫌味に聞こえるかもしれないけど、シャネルやブルガリ、ティファニーの指輪や純金のジュエリー、ロレックスの時計、カルティエのアクセサリー、タワーマンション…そういうバブル時代にもてはやされたものをたくさんもらってきました。これらには確かに、ブランドバリューや精巧な作りがあって、一定の価値があるんだろうとは思います。
でも、そんな物たちは私にとって「本当に大切なもの」ではなかったんです。豪華で高価なものを持っていることが、私の幸せの基準ではなかったんです。ネームバリューやステータスは、確かに世間では評価されるけれど、それが私の心を満たすわけではありませんでした。
自然体でいることの幸せ
そんな中、今の旦那様は、私にとって特別な存在です。彼は、こつこつと世界征服のシミュレーションゲームをやっている、631親父(笑)。だけど、なぜかわからないけれど、彼の匂いや目つき、話す言葉、笑い方、体つき、そして足のすね毛まで、ぜーんぶが大好きなんです。
彼と一緒にいると、無理をせずに自然体でいられる自分に気づきます。彼もまた自然体で、私たちはお互いに背伸びすることなく、そのままの姿で一緒にいられる。それが本当に心地よく、何よりも価値があると感じています。
貧しくても心は満たされている
今の私たちはお金に余裕があるわけではありません。むしろ、経済的には決して豊かではない生活を送っています。それでも、心は幸せで満たされているんです。豪華なものがなくても、私にとっては彼と過ごす日々の何気ない瞬間こそが、かけがえのない幸せだと感じています。
幸せって、何か特別なことではなく、ふとした瞬間に感じるものなんだと思います。たとえば、何気なく微笑んだり、彼の存在を感じてはにかんだり。そういう、日常の中の小さな瞬間が、私にとっての幸せです。
幸せの本質とは
高級なものや豪華な生活は、確かに世間的には魅力的に見えるかもしれません。でも、私が本当に求めていたのは、こうした何気ない日常の中で感じる心の豊かさでした。旦那様との日々は、物質的な豊かさに依存しない、本当の幸せを教えてくれました。
今はお金がなくても、心が豊かであれば、それで十分。これが私の幸せの定義です。そして、そんな幸せを共に感じられる旦那様に出会えたことに感謝しています。
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