3年前、体重90キロ、精神障害を抱え、生活保護を受けていた私の人生は、行き詰まりを感じるものでした。しかし、「このままでは嫌だ」という強い思いが、私を行動に駆り立て、人生を大きく変えるきっかけになりました。今では体重は56キロ、一緒に笑い合える素晴らしいパートナーと幸せな生活を送っています。この変化のプロセスをお話しします。
自分と向き合った90キロ時代
3年前、90キロだった私は、鏡に映る自分が大嫌いでした。生活保護を受けながら、B型作業所やデイケアに通う日々。おいしいものを食べることだけが楽しみで、ラーメンや定食屋、コンビニの菓子パンが生活の中心でした。でも、心の中では「このままではいけない」と何度も自問自答していました。
「変わりたい」と決意した瞬間
お金がない自分、太っている自分、毎日に嫌気がさしている自分…。その現実を変えるために、小さな行動を始めました。まず外食をやめ、タバコとお酒を断ちました。そして、英語の勉強や簡単な運動を日課に取り入れることで、自分を少しずつ変え始めました。
行動が人生を変えた
食生活も大きく見直しました。以前のようにラーメンを何杯も食べる生活から、納豆や卵かけご飯など、シンプルで健康的な食事にシフト。それに伴い、体重が少しずつ減り、気持ちにも変化が生まれました。不思議なことに、一人暮らしの話が進み、今の夫との出会いや職業訓練校への合格と、次々と良いことが起こり始めたのです。
人生を変える出会い
夫との出会いは衝撃的でした。最初は「また別れたら次に行けばいい」と軽く考えていましたが、彼の言葉が私の人生観を変えました。「病気なら薬を飲めばいい。普通の病気と同じだよ」という彼の価値観に触れ、自分が抱えていた偏見や狭い考え方に気づかされました。
新しい自分を受け入れる
体重が56キロになり、以前の自分が嫌いだった私が今の自分を好きだと思えるようになりました。髪型やファッションも楽しめるようになり、仕事にも前向きに取り組めています。パートの収入は以前の生活保護時代の数百倍に増え、夫との穏やかな生活を心から幸せだと思っています。
まとめ
どん底から抜け出すために必要だったのは、自分を変えたいという強い思いと、小さな一歩を積み重ねることでした。そして、偏見を捨て、多様な選択肢を受け入れることで、幸せへの道が開けました。私の経験が、同じように悩む人の背中を押すきっかけになれば幸いです。
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