わたしはもっとできるはず: B型作業所の賃金に対する不満

B型作業所 統合失調症
B型作業所

B型作業所への通所は、障害を持つ人々にとって、リハビリと社会参加の一つの形です。しかし、その中で働く私たちがが直面する最大の疑問は、「なぜ私たちの能力をもっと認めてくれないのか?」というものです。この記事では、B型作業所での低賃金に関するわたしの経験と、そこから見えてくるより広い社会的な課題についてお話しします。

B型作業所とは?

B型作業所とは、障害のある人たちが自立した生活を送るために、仕事を通じて社会参加を図る場所です。しかし、ここでの賃金は、一般の仕事に比べて明らかに低く設定されています。これは、作業所が利益を追求する企業ではなく、就労を支援するための施設だからです。

低賃金がもたらす問題

低賃金の最も大きな問題は、私たちの能力と努力が適切に評価されていないと感じることです。わたし自身をはじめ作業所に通っているひとたちは、自分のことを「できる人間」と見ています。にもかかわらず、私たちの給料は、その能力や成果を正しく反映していないように思えます。これは、私たちのモチベーションを下げ、自尊心にも影響を与えます。

社会の見方と私たちの願い

社会の多くは、障害を持つ人々の労働を「支援が必要な人々への福祉的な提供」と見ています。しかし、私たちは単に支援を受ける側ではなく、自分たちの能力を生かして社会に貢献したいと願っています。賃金はその能力が認められ、尊重されているかの基準です。適切な評価を受けることは、私たちにとって非常に重要です。

私たちが望む変化

B型作業所での賃金が低いことに対する最大の不満は、私たちの能力を社会が認めてくれないと感じることです。私たちは、ただの福祉の対象者ではありません。私たちには能力があり、それを社会のために生かしたいと考えています。私たちの労働が適切に評価され、それに見合った賃金を得ることができれば、もっと多くの人が社会に積極的に貢献する意欲を持つでしょう。

まとめ

B型作業所での低賃金は、私たち障害者の能力を社会が十分に認めていないことの象徴です。しかし、私たちは社会の一員として自分たちの価値を示したいと強く願っています。この記事を通じて、私たちの声が少しでも多くの人に届き、理解されることを願っています。そして、いつの日か、私たちの労働が適切に評価される日が来ることを心から望んでいます。

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